アレクサンドロス―世界帝国への夢

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アレクサンドロス―世界帝国への夢

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784140054215
  • NDC分類 220
  • Cコード C0922

内容説明

ユーラシアを駆ける果てなき夢いま英雄たちが動き出す!安彦良和が描く壮大な叙事詩。NHKスペシャル「文明の道」(NHKテレビ放送中)のコミック化。

著者等紹介

安彦良和[ヤスヒコヨシカズ]
1947年、北海道生まれ。弘前大学中退後、虫プロダクションを経て、フリーのアニメ作家として活躍。『勇者ライデーン』『機動戦士ガンダム』など人気アニメ作品を手がける一方、1979年、ギリシャ神話に題材を取った『アリオン』でマンガ家デビュー。以降、「歴史の中の今」を問う数々の力作マンガを発表。近年はマンガ業に専念
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文也

4
人類史に残る大英雄アレクサンドロスを、一人の語り部を通して描いた作品。語り部の名はリュシマコス。アレクサンドロスの死後、後継者の一人として、永きにわたり後継者戦争を戦ってきた、安彦氏曰わく「駄目な男」。その「駄目な男」が語るアレクサンドロスは、超人的な寓話像のそれではなく、人間的な弱さ、脆さ、そして情を持ち合わせた一人の青年として描かれる。話は駆け足マックスなのだが、老いた語り部の熱っぽさと戦争シーンの迫力は見応えがあった。2018/12/16

北白川にゃんこ

4
あなたのキスを数えましょう。ではない。安彦流のアレクサンドロスが安彦さんって感じで好き。ヒストリエのネタバレを知ってしまったが。2018/12/06

林太郎

3
kindle unlimitedにて。 安彦さんが描いているから、キャラがどうしてもガンダムと重なるけど、それも含めて楽しく読めた。アレクサンダー大王と言う稀代の人物が、人間臭く、悩み、葛藤し、不安になり、自信を無くしたりしながらも、好奇心や勇気や反骨心をエネルギーにして、とても33年の人生とは思えない事を成し遂げていく。偉人だって、人間なんだと言う、安彦さんのメッセージがとても響く一冊だった。2019/01/06

Fuyuki Kawasaki

3
世界史でならう、ユーラシア大陸のかなりの部分を征服したアレクサンドロス大王の生い立ちから死までを描いている本。 まあまあ。 第一巻となっているが、一巻で完結。1冊でまとめた事もあり、個人の葛藤の描写、戦闘のシーン等は、ハイライト的な印象。 アレクサンドロス大王がどのような人生を送ったかを知るには、悪くないかなと感じた。2018/12/22

kokekko

3
kindleでやすくなっていたので読了。とても面白かったけれど、2000年代の漫画だったことに気づいて驚き。もっと昔の漫画かと思っていた。この方はガンダムの方で、昔から活躍している方で……というイメージのまま、全く接点がなかったのだけれど、とても絵が上手な方だったのだなあ。ギリシア悲劇を意識したような語り聞かせが快かった。2018/12/12

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