内容説明
「私」を変えようと努めることが、人生への愛着を生み、「私」を見つめることが、人から愛されることにつながっていく…。ルポルタージュの秀作『友がみな我よりえらく見える日は』で人々の心を勇気づけた著者による、初の書き下ろしエッセイ集。
目次
自動販売機のような私
サウダーデ
「私」をめぐる諸説について
営業という仕事
ダンスパーティ
針生森にきいた映画の話
模型『私』
父の本
ルポルタージュ・コラムのできるまで
トラウマの罠〔ほか〕
著者等紹介
上原隆[ウエハラタカシ]
1949年生まれ。ルポライター。立命館大学文学部哲学科卒業。映像制作会社勤務のかたわら、同人誌「揺」や雑誌「思想の科学」にて編集・執筆活動をはじめる。その後、市井の人々の生き方に焦点をあてたルポルタージュ・コラムを執筆、上梓
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