内容説明
「武士の忠義」の時代は過ぎていた。内匠頭殿中刃傷から城明け渡しへ、赤穂は風雲急を告げる。苦悩する大石内蔵助。柳沢吉保の見果てぬ野望。戦慄する吉良上野介。上杉家色部又四郎の智略。男の策謀が情念となり、女の義が渦を巻く。将軍綱吉の落胤を巡るもうひとつの仇討ちは成就するのか。「人間の忠義」を初めて生きた赤穂浪士たち。脚本家自ら書き下ろす、ＮＨＫ大河ドラマ小説、佳境の中巻、堂々刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koji
2
大石がやっと決断してくれたところです。2016/12/18
半べえ (やればできる子)
0
★★★★2014/01/11
ナイトロ
0
単なる仇討ちではなく、幕府への反抗や権力への執念などが渦巻く仕上がり。2014/01/01
