内容説明
関ヶ原から八十年。泰平の世に見える元禄時代は将軍綱吉の専制のもと、賄賂政治が横行し、町人文化が乱れ咲く。高家吉良に斬りつけた浅野内匠頭の刃には時代の怨念が込められたのか。事件前史、将軍から町人まで百花繚乱の人間模様を通し、殿中刃傷の原因をつぶさに掘り起こす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Koji
1
12月だからと思って読み始めたんだけど、上巻ではまだ刃傷も起きてません。2016/12/16
半べえ (やればできる子)
0
★★★★2013/12/30
kayoshi
0
★★★★・ 2007/10/17
lalala
0
大河ドラマ本、NHKオンデマンドで見ながら読んでいるが、詳しく書かれていて分かりやすい。まだ序盤で、吉良が斬られるまでの話。柳沢保明や、吉良上野介と上杉綱憲の関係など知らないことも多かった。現在のパワハラ問題とその怨念にも通じていて面白い。登場人物が多いが、巻頭にまとめられていて、読みやすかった。これから話は佳境に入り、楽しみである。2025/10/17




