内容説明
旅行けば駿河の道に茶の香り。ここは名に負う東海道、名所古跡の多いとこ、中で知られる羽衣の松と並んでその名を残す日本一の浪曲師広沢虎造の一代記。
目次
序 虎造引退披露
第１章 虎造修業旅
第２章 虎造襲名
第３章 夫婦春秋
第４章 虎造三十石船
第５章 虎造売り出す
第６章 虎造色模様
第７章 血煙田島町
第８章 戦中情話
第９章 虎造の貫禄
第１０章 虎造人情道中
第１１章 本妻の意地
第１２章 虎造倒れる
第１３章 虎は皮を残す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高橋 （犬塚）裕道
5
星3.5。吉川潮の演芸ものは面白い。これは初版の時に買って読んだものの再読。又吉川潮の作品を読んでみよう。まだ読んでいないものもあるし、これからの楽しみだ。2018/08/09
シミバチョフ
0
虎造が出演している映画『次郎長三国志』（監督:マキノ雅弘）も面白いよ2011/09/29
