感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーびん
23
安彦先生は名もなきイエスの弟子のひとりにヨシュアという(ギリシャ語読みで)イエスと同じ名前を与え、彼の目から見た人間としてのイエスを描いている。よって奇跡の描写は控えめで、イエスをめぐる政治的な軋轢に焦点が当てられている。2020/06/28
mametoume
3
ラジオ深夜便「明日への言葉」で安彦さんのお話があり、 ガンダムの仕事や虫プロをされていたこと、漫画家に転身してイエスを始めキリスト教3部作を書かれたことを知った。2020/10/02
gontoshi
2
イエスの生まれた時代の雰囲気が伝わって来ます。 後編が楽しみです。2019/08/24
紫苑
2
最近読んだ『宗教改革2.0へ』の中に安彦氏の対談があり、興味を持って購入。予想に違わず面白かった。聖書をもとにした作品は必ずしも聖書の内容に忠実である必要はないと考えていることも理由の一つ。欄外に聖書の引用箇所の註があるが、登場人物も複数の人物を一人に混ぜ込んだり、その逆もあると思われるので、多少の予備知識はある方が読みやすいだろうと感じた。2019/01/02
かやは
2
ガンダムの絵で有名な安彦良和さんの漫画。オールカラーで豪華。この方の絵はラインが美しいな、と思った。イエスをよく物が見える、良心の人と描いている。周りが救世主を求めるあまり、わかりやすい奇跡をイエスに期待している。今伝わっているキリスト教は、イエスが本当に教えたかったことなのだろうか。事前にキリスト教の知識があると理解が早いかもしれない。中村圭志さんの、「信じない人のためのイエスと福音」をオススメします。2012/10/12