内容説明
安芸国吉田荘の小領主から中国地方を平定した、西国の雄・毛利元就の波瀾に満ちた生涯を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Wan-Nyans
6
人物が生き生きして面白い。母を亡くした元就と、仇敵だった亡父の側室・杉の方が徐々に心を通わせて行く過程が心温まる。杉と侍女・久の掛け合いにクスリとさせられる。文体も読みやすく、弾むようなリズムがあり読むのが楽しい。上巻は元就が初陣にして兵力3倍の敵・武田元繁を打ち破る「西国の関ヶ原」まで。中巻が楽しみ(^^)2018/08/17
Aki
1
瀬戸内物の一環として手に取る。大河ドラマは後半しか見ていなかったが豪華キャストでかつとても出来が良かった記憶がある。上巻の主役とも言うべき杉の方が輝いている。中巻以降が面白そう。2015/01/21
はちろー
1
再読。当時大河ドラマにハマって読んでたのを懐かしく思いながら読み返してました。2014/08/02
こめの
1
史実では杉の大方と仲良かったはずなのに…と思って冒頭読んでて思ったけれど最初から仲良いわけじゃなく段々と憎しみから親愛に変わっていくのが面白かった。杉さまがかわいい2014/06/24
すずき。
1
母、父、兄を失いながらも、少しずつ大人になって行く元就と、その人間関係。松の、男は首差し出せばいいと思ってる、ってセリフが今っぽくて笑えました。2013/07/11
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