NHKブックス
遺伝子組み換え食品の「リスク」

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140019115
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C1340

内容説明

二〇〇一年四月から、遺伝子組み換え食品の表示が義務づけられるが、すでに我々は大量の組み換え食品を食べている。果たして、遺伝子組み換え食品は本当に安全なものか?これまで安全性をめぐり、さまざまな意見が出されてきたが、いまだに推進派と反対派の議論は、かみ合わない。すべての食品には「リスク」があることを認めなければ、安全性に関する議論は進められない。食品の安全性を計るための「リスク評価法」を基に、遺伝子組み換え食品の持つ「リスク」に迫る。

目次

序章 遺伝子組み換え食品とは
第1章 遺伝子組み換え技術と遺伝子組み換え食品
第2章 遺伝子組み換え食品のリスク評価
第3章 遺伝子組み換え食品を巡る社会情勢
第4章 これからの遺伝子組み換え食品
終章 遺伝子組み換え食品のリスクをどう捉えるべきか

著者等紹介

三瀬勝利[ミセカツトシ]
1938年生まれ。愛媛県出身。東京大学薬学部卒業。薬学博士。国立予防衛生研究所、バーゼル大学バイオセンター、国立公衆衛生院、国立衛生試験所衛生微生物部長などを経て、1999年より国立医薬品食品衛生研究所副所長。専門は食品衛生学、微生物遺伝学。微生物農薬安全性評価委員、農業資材審議会飼料分科会委員などを務める。著書に『逆襲するバイ菌たち』(講談社)、『食中毒はなぜ頻発するか』(近代文芸社)、『再燃する細菌感染症』(共著、菜根出版)、『食品中の微生物検査法解説書』(共著、講談社)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

3
ふむ2024/04/13

Hiroyuki Nakajima

0
既に主食の米まで遺伝子組み換えの品種が認可されている事には驚きました、しかし既に数多くの遺伝子組み換え食品が流通している割に健康被害の報告報道は殆どありません、やはり本に書かれているように影響を受ける人は少ないのか?そうは言っても食べる気はしませんが・・・2014/03/26

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