出版社内容情報
欧米の介入政策やイスラエルに偏ったテコ入れ、近代化による経済格差は、ムスリムの憤りを増幅させ、イスラム政治運動の台頭を招く。中東から中央アジアの国際政治の新しい対立構図を示し、新たな共存の道を探る。
内容説明
欧米や日本は、成長・拡大を続けるイスラム政治運動といかにつきあっていくべきか。本書は、中東から中央アジアにかけて、国際政治の新しい対立構造とその要因を明かし、21世紀に向けて共存の道を探る。
目次
序 現代の「衝突」を概観する
1 イスラム世界と欧米の対立・競合
2 旧ソ連イスラム系諸国をめぐる競合
3 イランとイスラエル・アメリカとの「衝突」
4 相互不信の背景
5 「危機」「紛争」の可能性
6 イスラムといかに共存すべきか
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