出版社内容情報
自然への畏怖、生命への祈り、死と再生への願い。これら古代びとの原初的感情こそが'宗教的なるもの'の発端ではないか。世界の古代宗教・神話・儀式の比較考察から、根源を探り、日本的宗教の祖型と構造を読み解く。
内容説明
“聖なるもの”その本源を辿る。生命の循環、混沌からの生成、死そして罪の自覚、人間の原初的な感性こそが、“宗教的なるもの”の根源ではないか。古代宗教の生命観・自然観を通して、宗教の祖型と構造を探る。
目次
プロローグ 宗教の本質の探究
1 大いなるものへの畏怖
2 大地と生命
3 死と再生
4 生成と創造
5 儀礼と象徴
6 罪と悪の自覚
エピローグ 宗教と日本人
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- 和書
- 百人一首解剖図鑑