内容説明
人口の三人に一人は65歳以上―21世紀の初頭から、人口減少が本格的にスタートし、これまでどの先進工業国も経験したことのないスピードと規模で、超高齢・少子社会が、やがてわが国に到来する。労働力人口の減少、社会保障負担の増大、消費の落ち込み…未曾有の少子化・高齢化による影響が懸念されるなか、経済人口学の第一人者である著者が、21世紀の人口変動と経済成長についていくつかのシナリオを描き、その影響を計数的に測定、対応策を探っていく。
目次
はじめに 近づく人口減少の足音
戦後経済と人口転換
高度経済成長の人口的側面
高齢化社会の幕開け
経済のソフト化と女性労働
第二の人口転換
人口減少・高齢化と日本経済
超高齢社会のシナリオ
シナリオは書き替えられるか
おわりに 少子社会に未来はあるか
感想・レビュー
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