出版社内容情報
マルクス主義につながる悪しき思想の根源とされていたヘーゲルは過去のものになる。共同体と個人の自由について徹底的に考えた思想として捉え直す、新しいヘーゲル哲学入門。
内容説明
マルクス主義につながる悪しき思想の根源とされていたヘーゲルは過去のものになる。共同体と人間の関係について徹底的に考えた思想としてヘーゲル哲学を捉えた新しい入門書。
目次
序章 ヘーゲルってどんな人?
第1章 人々が熱狂した近代の夢
第2章 愛は世界を救えるか
第3章 自己意識は自由をめざす
第4章 わがままな意識は大人になる
第5章 私と世界の分裂と和解
第6章 制度の根拠はどこにあるのか
終章 ヘーゲル哲学をどう受けつぐか