内容説明
本書は、華麗な様式美の根底にある普遍的な人間のドラマ、科白と音楽と舞踊によって成る“総合芸術”の世界を、演劇論の碩学が、東西の作品の比較分析から解き明かす。これは、日本人の“心”を綴り、“究極の美”を語り尽くすものである。
目次
序章 日本の演劇伝統とドラマ
その1 憂世の悲劇―天上希求の世界〈世阿弥〉
その2 人間ドラマの成立―地上界の劇性〈狂言と近松〉
その3 愛別離苦の劇的展開―諒解の悲劇〈浄瑠璃全盛〉
その4 浮世の芝居―歌舞伎バロックの世界〈南北と黙阿弥〉
終章 究極の美境
本書は、華麗な様式美の根底にある普遍的な人間のドラマ、科白と音楽と舞踊によって成る“総合芸術”の世界を、演劇論の碩学が、東西の作品の比較分析から解き明かす。これは、日本人の“心”を綴り、“究極の美”を語り尽くすものである。
序章 日本の演劇伝統とドラマ
その1 憂世の悲劇―天上希求の世界〈世阿弥〉
その2 人間ドラマの成立―地上界の劇性〈狂言と近松〉
その3 愛別離苦の劇的展開―諒解の悲劇〈浄瑠璃全盛〉
その4 浮世の芝居―歌舞伎バロックの世界〈南北と黙阿弥〉
終章 究極の美境