内容説明
国境なき単一市場を実現したECは、究極の目標である経済・通貨統合、政治統合に向けて、新生「ヨーロッパ連合」の第一歩を踏み出した。ヨーロッパ統合の歩みを三十年余にわたってフォローしてきたジャーナリストが、ECの生い立ちと発展、統合の現状、将来展望からその対日政策にいたるまで、具体的な事例に即して分かりやすく解説する。
目次
第1章 ヨーロッパはいま
第2章 ECの誕生
第3章 ECの発展
第4章 国境のない市場
第5章 ヨーロッパ連合の構築に向けて
第6章 市民のヨーロッパ
第7章 ECの対外政策
第8章 EC統合と日本
第9章 不透明な統合への道のり