内容説明
急激に進展する情報化は、女性の新たな可能性を拓きつつある。「仕事は男、家庭は女」という伝統的な性別役割分業が問われなくなるとき、女性は情報の発信者・受信者・伝達者として、家庭・地域・職場に、どのようにかかわっていくことになるのか。単身赴任などに見る家族別居の問題、地域・生活情報を伝えあう消費者ネットワーク、メディアのなかで働く女性像などを例として、コミュニケーション社会が抱える課題を多角的に考察する。
目次
1 ヒューマン・ネットワークと新しい人間関係
2 問われる家族のきずな―家庭内コミュニケーション
3 技術が変える女性の働き方
4 メディアを変える女性たち
5 共同討議―情報スクランブルに立つ女たち
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