内容説明
〔木の世界〕と文明のエコロジー。東南アジア島嶼部マラッカ海域の踏査成果から熱帯多雨林帯に生きる人間の営為を克明に追った気鋭のフィールド派学者による生態史誌。
目次
1 マングローブのほとりにて―赤道直下の森と海岸
2 ムラユの伝統的な生活(サゴ採取者たち;海の民)
3 港とスルタン(海峡経済圏;高貴な王とオランラウト)
4 プランテーション時代(ゴム・プランテーション;地元民に見る変化)
5 第二次大戦後の変容(水稲耕作の拡散;地域社会の展開)
終 木の世界の属性
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- 和書
- 能の楽しみ方、学び方