NHKブックス<br> 森と人間の文化史

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NHKブックス
森と人間の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784140015605
  • NDC分類 650
  • Cコード C1361

内容説明

森は太陽の恵みを受けて地球上の生物たちの活動を支えている。水を蓄え、地表の表情を豊かに変えてきたのも森である。森は人々の単なるエネルギー源としてだけではなく、その心に繊細で隠やかな情緒を育んできた。本書は、こうした森と人間のかかわりに視点を据え、森林の成り立ちや、その果たす役割を解き明かす。緑の地球のシンボルである森が、いかにかけがえのないものであるのかが実感できよう。

目次

第1章 われわれの地球と森林
第2章 森林は日本文化の石油であった
第3章 マツ林盛衰記
第4章 遷移と人の営み
第5章 森林と水保全・土保全
第6章 緑の効用
第7章 休養の森と森の風景
第8章 都市の緑と山の緑
第9章 国を守る森を守るために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

4
【ココロの琴線に触れたコトバ】森林や巨木は、景色を和らげるだけではなく、それに風格を与える。それが歴史や伝説あるいは宗教や信仰と結び付くとき、風景は重みと価値を増す。2014/11/22

Takao

1
1988年10月20日発行(1991年12月20日、第7刷)。30年ほど前、地球環境問題、里山、干潟、ゴルフ場、高尾山、等々様々な環境関連の本を仕入れた中の一冊。本書はまさに、Think Globally、 Act Locally。地球環境問題としての森林を考えつつ、日本の森林に目を向けさせる。それから30年、日本の森はどうなったのか。これから人口は減るのに、都市近郊の里山が伐採され、宅地が造成されている現実を眼前に見ると暗澹となるが…。(僭越ながら)人々が目覚めることと、自然の回復力に希望を託したい。2021/05/25

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