内容説明
環境アセスメントをとりまく状況はここ数年、大きく変わった。国の制度が実施要綱の形でまとまり、すべての省庁の所管事業が新しい制度に移行した。この「環境アセスメント元年」にあたり、本書は最新のデータと豊富な実践例を駆使して、あるべき「アセスメント」手法の方向の模索をする。併せて、現場の風土や、培ってきた歴史から学ぶことの大切さを説いた学習法の基礎概念の説明もする。
目次
1 環境の現場監督(村に住みこむ;オールラウンド・プレイヤー;過疎地開発のもたらしたもの;矢作川方式へ)
2 環境アセスメントのすすめ(環境アセスメントとは;都市の環境アセスメント;住民からの環境アセスメント;関西国際空港;これからの環境アセスメント―肉離れを防ぐために)