内容説明
人類史的見地からの“技術観”人類にとって技術とは何であったのか、どんな関わりであり続けるのか。人類史的見地から、ヒトにとっての技術の意味を再確認する。
目次
第１章 技術の基礎
第２章 社会と技術
第３章 技術と科学
第４章 社会的制度と技術
第５章 日本と技術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
taming_sfc
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村上陽一郎先生による1986年の著作。科学と人間の立場から、技術について考察することをその第一の目的とする。内容的には、科学と技術のおいたちの違い、技術の基礎、社会と技術との関係、技術と科学との関係、社会的制度が技術に与えた影響、日本における技術の位置づけ、について詳述されている。内容的には、村上先生の近著とかぶる部分が多いが、本書は特に「技術」をメインテーマとして掲げているので、とくに人文・社会科学系で技術をテーマとして扱う学徒にとっては必読書と言えよう。2011/06/12
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