感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
蛇の婿
6
これは『ヒッタイト』について書かれたものではなく、『ヒッタイトの発掘』について書かれたノンフィクションです。…ヒッタイトをメインとし、古代オリエントを舞台にした作品には、漫画ですが『天は赤い河のほとり』という傑作があります。未読の方は、それを読んでからこの本を読むとなかなか楽しいんではないかな、と。…いや『ヒッタイトの発掘』というのも適当ではないかな?。いずれにせよ、こういう、発掘をテーマにした本は古代史好きにはなかなか面白いもので、私は一気に読めましたw…さて、次は『メソポタミアの殺人』でも読むか!2011/07/17
takao
2
ふむ2023/01/26
Kan Bin
1
じーじーの本棚から大昔に拝借した本。エッセイ形式で語られていく、筆者がヒッタイトの製鉄所のあった町を特定していく研究の過程は追体験する様で楽しい。 エッセイとしては文章の面白さに物足りなさもあり、最後のあっさりとした終わり方に呆気に取られてしまう。それでも、留学初日の不安な気持ちから始まり、研究者人生のその時々の心情を細やかに残されていて、研究成果のみだと入り込めなかったかもしれない考古学の世界を楽しくのぞかせてもらえたかんじ。2025/10/05
藤田武彦
1
ヒッタイト帝国は、本当に鉄を作っていたのか? 若き考古学者が、単身トルコに乗り込み、鉄の証を追う。 考古学の話でありつつ、推理小説のようでもあり、若者の成長譚でもある。2023/01/21
すずの
1
「僕のトルコ留学期」といったテイストの読みやすさながら、ヒッタイトの考古学・言語学の研究者が何を考え、どう研究しているのかが分かって面白い。鉄の精製はどこで行っていたのかという問題意識から、粘土板文書を読み解き、鉄の生産地や発掘された土地の古代名を推測し、発掘調査で確定させていく様子が分かって、地道な発掘や文書解読から歴史が分かるのは面白いなあと思った。ただ、初歩的な謎として、文化層って何で堆積していくんだろう。土地って放っておいたら高くなるものなのか。2021/02/12




