感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
4
66年刊。著者は東洋史が専門。シルクロードそのものというよりは東西アジアの諸民族の興亡史といった趣です。世界史の復習という感じで読めます。シュメール人がスメル人、パレスティナがパレスタインとか、表記に時代を感じますが。ちなみにタジキスタンのタジク人の語源が唐代のアラブ人の漢字表記「大食」と同じということにこの本で初めて気づきました。2022/02/02
未完AAA
1
シルクロードというよりシルクロード地域の世界史というか…でもいままで読んだどの本より、その時代の文化や雰囲気が解ったような気になれた。結構そういった「雰囲気」の部分を断定的に書いてるから、ほんまかいな!ほんまに史料でそこまで言えるんかい!と思ったけど(笑)古代文明時代から、モンゴル時代まで。文物人物の交流のみならず当時の国の構成、農業技術なんかも詳しい。地図は全然ないので、高校世界史の時代地図等で補完しながら読んでよかった。2015/11/14
韓信
0
メソポタミア文明の勃興からモンゴル帝国による征服まで、断続的ではあるが中央ユーラシアの歴史を概観する通史。半世紀前の著作なので情報は古いのだろうが、西アジア史にはあまり触れたことがなかったので、アケメネス朝やパルティアの歴史や社会構造などは勉強になった。アレクサンドロスの征服の影響でギリシャ語が中央ユーラシアの公用語化しササン朝の碑文にまで見えることや、パルティアの壁画に見える重装騎兵像が清朝のそれとあまり変わらないこと、弩は十字軍によってヨーロッパへ伝播したことなど、古い本ながらも個人的には新知見あり。2016/01/11




