目次
コウルリッジの海路
第1部 コウルリッジの眺望図(伝記・レースの切れ端―コウルリッジが描いた知の軌跡;著作と特徴・反響する生命の言語―コウルリッジの思想とロマン主義における位置づけ)
第2部 コウルリッジの哲学と人文知のかたち(オイコノミアの思想―福祉と安寧と自由な知の探究;「遊戯」を通して神を知る―超越論者の美的教育論;観想と批評―コウルリッジ、デリダ、そして崇高)
第3部 宗教と科学が交わる人文知と生の哲学(生きた信仰の軌跡―合理主義と神秘的直観を統合する試み;有機的生命―『生命論』におけるダイナミズム;「アレゴリック・ヴィジョン」が示すもの―「老水夫考」再考に向けて)
第4部 コウルリッジの詩学と響きあう人文知(響きあう省察―『省察への導き』の出版にみる読者と編集者の対話;内なる風景/内なる詩想―ワーズワスとコウルリッジの知覚表現;「風に助けられることなく」―会話時の静かな革命)
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