出版社内容情報
序章 アーカイヴの時代に映画を語る
第1部 瓦礫の中から:敗戦と被占領の諸相
I 敗戦後日本のヘテロトピア:映画の中のヤミ市をたずねる
II 出会いそこないの道程:黒澤明とアメリカ
III 占領下アメリカ製教育映画についての覚書:ナトコ(映写機)とCIE映画
IV 敗者の映像:CIE映画教育と日本製CIE映画
第2部 共同を求めて:岩波映画から土本典昭へ
V 「暁にあう」まで:「岩波映画」と見ることの社会的創造
VI 見えるものから見えないものへ:『社会科教材映画大系』と『はえのいない町』
VII 活動とは別の仕方で:土本典昭の作品における映画的身体の生成
VIII 声と顔のアレンジメント:『水俣─患者さんとその世界』論
第3部 孤独のゆくえ:俳優たちと作家たち
IX ゆく者を送るまなざし:高峰秀子と顔の時
X 特攻隊が似合わない男:高倉健の不穏な肉体
XI 外傷の絵/贈与の物語:北野武の映画についての覚書
XII 生命の切れ端:相米慎二の映画における下半身の想像力
終章 喜劇は到来する:森﨑東の映画における反逆の論理
内容説明
アーカイヴ化した世界における映画研究の理想形。
目次
アーカイヴの時代に映画を語る
第1部 瓦礫の中から―敗戦と被占領の諸相(敗戦後日本のヘテロトピア―映画の中のヤミ市をたずねる;出会いそこないの道程―黒澤明とアメリカ;占領下アメリカ製教育映画についての覚書―ナトコ(映写機)とCIE映画
敗者の映像―CIE映画教育と日本製CIE映画)
第2部 共同を求めて―岩波映画から土本典昭へ(「暁にあう」まで―「岩波映画」と見ることの社会的創造;見えるものから見えないものへ―『社会科教材映画大系』と『はえのいない町』;活動とは別の仕方で―土本典昭の作品における映画的身体の生成;声と顔のアレンジメント―『水俣‐患者さんとその世界』論)
第3部 孤独のゆくえ―俳優たちと作家たち(ゆく者を送るまなざし―高峰秀子と顔の時;外傷の絵/贈与の物語―北野武の映画についての覚書;生命の切れ端―相米慎二の映画における下半身の想像力)
喜劇は到来する―森崎東の映画における反逆の論理
著者等紹介
中村秀之[ナカムラヒデユキ]
1955年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。映画研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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