「洗い」の日本建築史―建築の経年と木肌処理技術

個数:

「洗い」の日本建築史―建築の経年と木肌処理技術

  • 提携先に3冊在庫がございます。(2024年12月05日 15時13分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130668637
  • NDC分類 521
  • Cコード C3052

出版社内容情報

木肌に付いたシミや変色など、物理的な汚れを落とし、経年により古びた建物の視覚的な印象を操る「洗い」の仕事・技術を、日本建築の歴史から解明する。また、伊勢神宮に象徴されるような「新しさ」の美意識と、茶室のわびさびのような「古び」の美意識が、どのように醸成され、定着していったのかを考察し、「建築の経年」への新たな視点を与える。

目次

序章 日本建築における「洗い」
第1章 木肌削り出し―古代から近世に至る痕跡と記録
第2章 洗清と清鉋―中世・近世伊勢神宮遷宮記録に見る竣工儀式
第3章 灰汁洗い―近世作事文書に見る洗いの記録
第4章 近現代の洗い―「洗い」と「木肌削り出し」の発展と変容
終章 洗いか古びか―日本建築の経年美
附論 洗いの道具について―桶・箒・コソゲ・薬液

著者等紹介

中山利恵[ナカヤマリエ]
京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授。高床文化研究所共同代表。金沢美術工芸大学美術工芸学部卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了後、東京大学大学院工学系研究科博士課程、有限会社金沢設計(降幡建築設計事務所金沢分室)勤務、公益社団法人金沢職人大学校修復専攻科を経て、2012年博士(工学)学位取得。2015年12月より京都工芸繊維大学助教、2020年12月より現職。2017年東アジア建築文化国際会議にてExcellent Paper Award For Young Scholars受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。