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サクラソウの分子遺伝生態学―エコゲノム・プロジェクトの黎明

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130661560
  • NDC分類 479.92
  • Cコード C3045

出版社内容情報

身近な絶滅危惧種――サクラソウ. 遺伝子レベルから生態系レベルまで,さまざまな階層にわたる多様なアプローチを駆使して絶滅危惧種サクラソウの生態に迫る.生態学と遺伝学の統合〈エコゲノム・プロジェクト〉をとおして,生物多様性の保全や再生の実践モデルを提示.

目次

サクラソウ―植物の保全と進化を科学する
分子遺伝生態学を保全研究に活かす
第1部 生活史と生物間相互作用(交配相手と送粉者との生物間相互作用が種子生産におよぼす影響;エゾトラマルハナバチの女王によって運ばれる花粉の実験的測定;サクラソウ自生地における送粉共生系;ポリネータとの相互作用を陶太圧とした花の形質の進化;サクラソウをめぐる生物間相互作用 ほか)
第2部 サクラソウの遺伝生態学(サクラソウとサクラソウ属植物の遺伝マーカーの開発;サクラソウの日本における種内変異と地理的分化;遺伝子流動の実験的解明と個体群の遺伝的構造;自然集団内におけるサクラソウの遺伝子流動;交配様式と近交弱勢 ほか)
エコゲノム研究の発展にむけて

著者等紹介

鷲谷いづみ[ワシタニイズミ]
1950年東京都に生まれる。1978年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学大学院農学生命科学研究科教授、理学博士。専門は、生態学・保全生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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