タバコモザイクウイルス研究の100年

タバコモザイクウイルス研究の100年

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  • サイズ A5判/ページ数 275p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130661553
  • NDC分類 465.8
  • Cコード C3045

出版社内容情報

世界で初めて発見されたウイルスであるタバコモザイクウイルスは,その後の生物科学の様々な分野での重要な発見に,常に先駆的な役割を果たし続けてきた.その100年の研究史と人間のドラマを,科学史的意義を振り返りつつ,日本人の業績を含めて正確にまとめる.

目次

タバコモザイクウイルス研究:100年の歴史と意義
新しい超微生物、ウイルスの発見
タバコモザイクウイルスの分離と同定
ダハコモザイクウイルスの基本構造
再構成反応とRNA遺伝子の証明
タバコモザイクウイルスの形態形成反応機構
タンパク質化学の時代
RNAの塩基配列と遺伝子地図の完成
遺伝子操作系の確立とウイルスタンパク質の基本的機能の解明
タバコモザイクウイルスの感染、増殖
タバコモザイクウイルスの病原性
バイオテクノロジーへの貢献

著者等紹介

岡田吉美[オカダヨシミ]
1929年静岡市に生まれる。1952年大阪大学理学部化学科卒業。1957年大阪大学大学院理学研究科修了。九州大学医学部、大阪大学医学部、米国オレゴン大学分子生物学研究所、農林省植物ウイルス研究所を経て、1972年東京大学理学部生物化学科教授。1989‐1999年帝京大学理工学部バイオサイエンス学科教授。1996年日本農業研究所賞受賞。2003年日本学士院賞受賞。現在、東京大学名誉教授、理学博士、日本ウイルス学会名誉会員
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