内容説明
“知”の統合による地球持続性への挑戦。低炭素社会、循環型社会、自然共生社会を融合した持続型社会構築をめざして、世界的な戦略やネットワークを大胆に提案、イノベーションを創出する新しい学術体系の概念と方法について解説する。
目次
序章 サステイナビリティ学とはなにか
第1章 サステイナビリティ学の創生―持続型社会をめざす
第2章 サステイナビリティ学の概念―フレームワークをつくる
第3章 サステイナビリティ学と構造化―知識システムを構築する
第4章 サステイナビリティ学とイノベーション―科学技術を駆使する
第5章 長期シナリオと持続型社会―将来可能性を見通す
第6章 サステイナビリティ学のネットワーク―グローバルに協働する
終章 持続可能で豊かな社会を求めて
著者等紹介
小宮山宏[コミヤマヒロシ]
1944年東京都に生まれる。1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、株式会社三菱総合研究所理事長、一般社団法人サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム理事長、東京大学総長顧問、工学博士
武内和彦[タケウチカズヒコ]
1951年和歌山県に生まれる。1976年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構副機構長、国際連合大学副学長、農学博士
住明正[スミアキマサ]
1948年岐阜県に生まれる。1973年東京大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・地球持続戦略研究イニシアティブ統括ディレクター、理学博士
花木啓祐[ハナキケイスケ]
1952年兵庫県に生まれる。1980年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院工学系研究科教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構兼任教授、工学博士
三村信男[ミムラノブオ]
1949年広島県に生まれる。1979年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。現在、茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター教授、茨城大学地球変動適応科学研究機関長、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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