出版社内容情報
映画「キタキツネ物語」で人気者となったキタキツネ――あれからおよそ40年、あらためて野生動物としてのキタキツネの生きざまを描く。アーバンフォックス、管理された餌付け、ワンヘルスなど、これからのヒトとキツネの関係を描く新たな物語が始まる。
内容説明
ヒトとキツネの新たな物語が始まる。動物映画の名作「キタキツネ物語」―あれからおよそ40年、野生動物としてのキタキツネの生きざまをとらえなおす。
目次
序章 「キタキツネ物語」とは―描かれたキタキツネ像
第1章 キタキツネはアカギツネ―キタキツネのバイオロジー
第2章 子別れの儀式をめぐる生態―キツネファミリーの直接観察
第3章 北海道のキタキツネ―繁栄と受難
第4章 都市ギツネ―アーバンフォックスという存在
第5章 エキノコックス問題―獣医学の視点
第6章 キタキツネとヒト―多様な関係
終章 これからの「キタキツネ物語」―餌付けからワンヘルスへ
著者等紹介
塚田英晴[ツカダヒデハル]
1968年、岐阜県に生まれる。現在、麻布大学獣医学部動物応用科学科教授、博士(行動科学)。専門、動物行動学・野生動物の保全管理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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