出版社内容情報
コンテント・ビジネスはいかにすれば成功するのか? ヒットの条件,営業戦略,人材育成,…….ハリウッドやディズニーにおける映画制作の事例や日本国内外の豊富な資料やデータをもとに,企画開発から流通,そして各国の制作振興政策までを体系的にまとめた初めての本.興味深い読物としてだけでなく,他に類のないテキストとしても有用.
2月23日日本経済新聞で書評
内容説明
ハリウッドのビジネス・モデルを仔細に解説。売れる企画、マーケティング、人材育成まで。映画からアニメ、ゲームの世界戦略への指針。
目次
第1章 コンテントのコンテンツ
第2章 企画開発
第3章 プリプロダクション
第4章 プロダクション
第5章 ポストプロダクション
第6章 マーケティング
第7章 流通
第8章 公開
第9章 消費
第10章 アーカイヴ
第11章 人材と研究
第12章 文化の産業化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
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再読。映画を中心にコンテンツの企画から消費までの状況や特徴を解説した本なのですが、創作産業の周辺の資料やエピソードを丹念に集めてはいるのだけど、薄く広く、核心部分に触れた感じがしない隔靴掻痒感。読む方の問題もあるでしょうが、かの浜野先生ですらこの位の精度でしか描けないのなら、この産業の底なしの捉え難さをつかみあげるのは無理なのかもしれません。ただ、仮の作品でもいいので、ひとつの作品の具体的な製作過程を描いて業界全体を俯瞰するという手はあったような気がします。浜野先生ならば、効果的にできたと思うのですが。2015/08/18
トモヤ
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p67、111、1662018/06/03
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- 和書
- 恐竜と生きた男