出版社内容情報
「健康をどう支えるか」という問いを、個人の責任や努力のみに帰するのではなく、社会全体で考え、支え合う視点がこれまで以上に求められている。「環境」「人間」「社会」の観点から健康を考える、ユニークな教科書。
【目次】
はじめに
第Ⅰ部 ヒトと環境の科学
イントロダクション(藤本明洋:人類遺伝学教室教授)
1章 遺伝学はヘルスケアを変えるか?(藤本明洋)
2章 感染症とSDGs――持続可能な未来をめざして(モイ・メンリン:母子保健学教室教授)
3章 顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases)の解決に向けて(野崎智義:生物医化学教室教授)
4章 生態学的健康決定要因とプラネタリーヘルス(橋爪真弘:国際保健政策学教室教授)
5章 低中所得国における母子保健の課題(柴沼 晃:国際地域保健学教室講師)
6章 人が減るのは問題か?――人類生態学からみた少子化(小西祥子:人類生態学教室准教授)
第Ⅱ部 ひとが生きることを支える科学
イントロダクション(仲上豪二朗:老年看護学教室教授)
7章 悩みも誰かの役に立つ――経験を共有し、個人と社会の未来を築く(宮本有紀:精神衛生・看護学教室准教授)
8章 住民ニーズに基づくまちづくりを進める秘策(吉岡京子:地域看護学教室准教授)
9章 「ケアの質」を守る――ケアの必要な人が安心してケアを受けられるように(山本則子:高齢者在宅長期ケア看護学教室教授)
10章 エコーが教えてくれる「失敗しない点滴」――看護理工学という新たな挑戦(仲上豪二朗、阿部麻里:老年看護学教室客員研究員)
11章 医療リアルワールドデータを使った医療と看護の質評価(森田光治良:基礎看護学教室講師)
12章 子どもがその子らしく過ごせる共生社会のために(池田真理:家族看護学教室教授、森崎真由美:家族看護学教室助教)
13章 赤ちゃんの未来を守るためにできること(春名めぐみ:母性看護学・助産学教室教授、米澤かおり:母性看護学・助産学教室准教授)
第Ⅲ部 社会と人の健康をつなぐ科学
イントロダクション(西 大輔:精神衛生・看護学教室教授)
14章 医療ビッグデータは健康をどのように変えるのか?(松山 裕:疫学・生物統計学教室教授、大庭幸治:情報学環・学際情報学府教授)
15章 パンデミックの時、みんなはどう振舞うべきか?――公衆衛生倫理の考え方(中澤栄輔:医療倫理学教室教授)
16章 世界で広がる運動不足は止められるか?――運動疫学と健康教育学(鎌田真光:保健社会学教室准教授)
17章 病いの生きにくさとはなにか?――病い経験をひもとく、糖尿病を持つ人々の視点から(加藤明日香:保健社会学教室講師)
18章 こころのケガに配慮する社会とは?(西 大輔)
19章 普及と実装の科学――エビデンスを社会に還元する(佐々木那津:精神衛生・看護学教室准教授)
コラム――こころの健康に効くアプリ(今村幸太郎:デジタルメンタルヘルス講座特任准教授)
おわりに
内容説明
東京大学 健康総合科学×SDGs。感染症の拡大/遺伝子情報の活用/病とともに生きる語り/地域共生社会のまちづくり/ビッグデータと政策立案/メンタルヘルスを守る社会など、健康をめぐる重要テーマをSDGsの視点から科学的に分析し、分かりやすく解説した入門テキスト。健康を、環境と社会と人間の関係性の中で総合的にとらえる。
目次
第1部 ヒトと環境の科学(遺伝学はヘルスケアを変えるか?;感染症とSDGs 持続可能な未来をめざして;顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases)の解決に向けて
生物学的健康要因とプラネタリーヘルス
低中所得国における母子保健の課題
人が減るのは問題か? 人類生態学からみた少子化)
第2部 ひとが生きることを支える科学(悩みも誰かの役に立つ 経験を共有し、個人と社会の未来を築く;住民ニーズに基づくまちづくりを進める秘策;「ケアの質」を守る ケアの必要な人が安心してケアを受けられるように;エコーが教えてくれる「失敗しない点滴」;医療リアルワールドデータを使った医療と看護の質評価;子どもがその子らしく過ごせる共生社会のために;赤ちゃんの未来を守るためにできること)
第3部 社会と人の健康をつなぐ科学(医療ビッグデータは健康をどのように変えるのか?;パンデミックの時、みんなはどう振舞うべきか? 公衆衛生倫理の考え方;世界で広がる運動不足は止められるか? 運動疫学と健康教育学;病の生きにくさとはなにか? 病の経験をひもとく、糖尿病を持つ人々の視点から;こころのケガに配慮する社会とは?;普及と実装の科学 エビデンスを社会に還元する)



