構造主義生物学

構造主義生物学

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  • サイズ B6判/ページ数 237,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130633185
  • NDC分類 460
  • Cコード C1040

出版社内容情報

生物に存在する〈構造〉を読み解くことによって,生命,遺伝子,情報,多様性,進化など現代生物学の大テーマにせまる.大胆かつ精緻な理論のむこうに〈もうひとつの生物学〉の流れがみえてくる.構造主義生物学がここに〈結実〉する.

内容説明

現代生物学からの“脱構築”。

目次

序章 もうひとつの生物学総合理論はありうるか
第1章 「構造」への招待―タマゴが先かニワトリが先か
第2章 遺伝子還元論の限界
第3章 生物学での「情報」概念の矛盾
第4章 遺伝子機能の多重性
第5章 生物進化について
第6章 生物の多様性について
第7章 個体発生における「構造」
第8章 「構造」とそれによる拘束の起源
終章 生物学「主流」の外の諸活動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テト

21
少し前の書籍になるが、生物の働きや成り立ちを考える上で、以前の考え方がどのように現在の考えに影響を与えているのか、大切な示唆になると考える。当時の構造主義という哲学を生物学に当てはめたというが、なかなか難しい。でも、遺伝子だけで成り立っているのではなく、社会的な事象を含み、物理学のようなきっちりした厳密な法則のみでないのは、我々の生物としての生活や行動がよく示しているのではと感じた。2024/07/06

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