出版社内容情報
インディアンは夢のなかで獲物であるトナカイの霊と交流する.海人(あま)は「ヤマタテ」で海のなかの自分の位置を決定する.「人とは何か」を考える一方法として,自然と人間と文化を同一平面上で理解する新しい人類学を,二つのフィールドワークから描きだす.
内容説明
海人(あま)がつかうヤマタテの技、森林インディアンが見るトナカイの夢。自然に密着して生きる人間の行動戦略とは。
目次
第1章 自然と文化の人類学
第2章 海人の自然誌(海人の活動;活動の時間‐空間利用と個人差;個人と集団)
第3章 森林インディアンの自然誌(チペワイアンの活動;チペワイアンの社会構造;チペワイアンの生態と宗教)



