出版社内容情報
「骨」から動物の世界をながめると,どんな景色がみえるのだろうか.沈黙のその世界では,おそらくいくつもの躍動的な光景をみることができるだろう.はたして,かれらは私たちになにを伝えようとしているのだろう.そっと耳をかたむけてみることにしよう.
内容説明
本書は、多くの人に身近な「骨」に親しんでもらえたらと考えてまとめてある。したがって、なるべく総括的に話を進め、細部にはあまり深入りしないことに意をもちいたつもりである。読み終えて「骨折り損」だったら申し訳ないが、こんな見方もあったのかとなにかを感じとっていただけたらと願っている。
目次
第1章 進化論と比較解剖学
第2章 脊椎動物の骨組み
第3章 思考と咀嚼の中枢―頭蓋骨
第4章 「生きた化石」の骨格―脊柱
第5章 進化の業師―前肢の骨格
第6章 体重の安定軸と蹴り技―後肢の骨格
第7章 ヒトの骨をめぐって
感想・レビュー
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