出版社内容情報
〔目次〕 物質生産・再生産とは何か 物質生産の解析 物質生産研究の歴史的背景 物質生産における個体と群落 拡大再生産と個体再生産
内容説明
植物の物質生産と再生産を基盤とする生態学に、その開始のときから携わってきた著者が、新しい学問の創造・発展への意欲と活力に満ちた研究者たちの様子をいきいきと語る。本書はひとつの学問の誕生、そして成長の記録である。
目次
1 物質生産・再生産とは何か
2 物質生産の解析(物質の生産と消費;生産・消費の生理生態学的視点;総生産と純生産;現存量と回転速度)
3 物質生産研究の歴史的背景(開拓の軌跡―デンマークから日本へ;飛躍のIBP時代)
4 物質生産における個体と群落(個と群の光合成生産関係と光要因;群落光合成生産と光以外の要因;光合成生産関係トピックス)
5 物質再生産と個体再生産(物質再生産と栄養成長;個体再生産と繁殖)