出版社内容情報
気象学の主要な研究対象である風について人間生活との深いかかわりの諸側面(民俗・文化の一面まで)を挙げ,わが国の四季を特徴づける風・複雑な地形に起因する局地的な強風や同種の世界の季節風,大気循環のミクロからマクロまでの風をとりあげる.
内容説明
四季の風、都市の風、世界の局地風など、また風と人間社会との深いかかわり。それにまつわる民俗や文化をも含め、風の研究歴40年の風博士がやさしく語る。
目次
第1章 風の四季
第2章 局地風
第3章 偏形樹
第4章 風の民俗学
第5章 都市の風
第6章 風力エネルギー
第7章 風と災害
第8章 大気の循環