出版社内容情報
当時、まだ十分な議論のなされていなかった、老朽化や人口減少からのインフラへの影響を扱った『人口減少下のインフラ整備』の続編。この10年で進行・顕在化したこの問題を、射程を都市まで広げて包括的に扱った発展版である。研究者、官公庁・企業の実務者必携の一冊。
内容説明
危機に直面する都市・インフラのあるべき将来像を探る。人口減少時代を迎えるなか、老朽化も進み対応が急務となっているインフラの再整備。その射程をエネルギー・都市縮退まで広げて包括的に論じる。3つの学会著作賞を受賞した『人口減少下のインフラ整備』の姉妹編。
目次
第1章 都市・インフラを取り巻く社会環境の変化(なぜ都市にも着目するのか;変わらぬ都市・インフラを取り巻く環境;変化してきた都市・インフラを取り巻く環境)
第2章 求められる都市・インフラの「かたち」(求められる都市の「かたち」;求められるインフラの「かたち」)
第3章 人口減少時代の都市・インフラを議論する3側面(持続可能性;公平性;効率性)
第4章 人口減少時代の都市・インフラ整備の5つの視点(計画論;技術論;ファイナンス論;主体論;リスク分担論)
第5章 人口減少時代の都市・インフラ整備論(複雑化する都市・インフラの将来;将来における都市・インフラのトレンド仮説;これからの都市・インフラ整備における留意点)
著者等紹介
宇都正哲[ウトマサアキ]
東京都市大学都市生活学部長。大学院環境情報学研究科都市生活学専攻教授。博士(工学)
浅見泰司[アサミヤスシ]
東京大学執行役・副学長、大学総合教育研究センター長。大学院工学系研究科都市工学専攻教授。Ph.D.
北詰恵一[キタズメケイイチ]
関西大学先端科学技術推進機構地域再生センター長。環境都市工学部都市システム工学科教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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うえぽん
takao