出版社内容情報
2022年12月に第三者上空飛行が可能となる改正航空法が施行され、ドローンの本格的な社会実装、事業化が始まる。本書は、ドローンの有効な使用法から実際に使うときに必要な法律面・リスク管理の知識までを一冊にまとめた学生・実務者必携の一冊である。
内容説明
未来社会を変えるドローン、物流・観光活用・災害対策・設備点検…。人手不足を補い、これからのビジネス・地域創生を担うドローン。航空法が改正され、ドローンの社会実装の拡大や次世代モビリティへの期待が高まるなか、ビジネスシーンはもちろん、教育現場や自治体でドローンを事業に活かすために必要な知識を1冊に凝縮。
目次
第1章 次世代エアモビリティの社会実装に向けて(ドローンへの期待;ドローンの歴史とその技術 ほか)
第2章 社会におけるドローン活用(次世代エアモビリティ―人が中心となる活用に向けて;政府の取り組み ほか)
第3章 産業に活かすドローン(日本のドローン産業―歴史と課題;ドローン配送実現に向けて ほか)
第4章 教育現場でのドローンの可能性(教育テーマとしてのドローン;ドローンと「ハサミ」 ほか)
第5章 近づく人とドローンの距離(次世代エアモビリティの特徴;社会受容の仕組み ほか)
著者等紹介
鈴木真二[スズキシンジ]
東京大学未来ビジョン研究センター特任教授、同大名誉教授、工学博士。1977年東京大学工学部航空学科卒業、1979年同大学院工学系研究科修士課程修了。豊田中央研究所などを経て、1996年東京大学大学院教授。2000~2001年同大総長補佐、2009年同大航空イノベーション総括寄付講座代表、2014~2017年同大広報室長、2018年同大スカイフロティア社会連携講座代表、2019年より現職。日本航空宇宙学会会長、日本機械学会副会長などを歴任
中村裕子[ナカムラヒロコ]
東京大学大学院工学系研究科スカイフロンティア社会連携講座特任准教授、工学博士。2003年東京大学工学部システム創成学科卒業、2004年パリ中央工科大学校産業システム工学特別修士課程修了、2006年東京大学大学院工学系研究科環境海洋専攻修士課程修了。日産自動車株式会社勤務を経て、東京大学総括プロジェクト機構(航空イノベーション総括寄付講座)。2017年8月より現職。アーバンエアモビリティ自治体ネットワーク(UIC2‐Japan)発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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