出版社内容情報
長年人々の夢をかきたててきた宇宙ステーションがいよいよ2006年には完成し運用段階に入る。本書はその歴史から、人工衛星より大型で、複雑な宇宙ステーションの軌道力学や制御理論から運用のシステムまでを4人の専門家が体系的に解説する。
目次
宇宙ステーションとは何か(宇宙ステーションの成立;宇宙環境;基準系)
宇宙ステーションの軌道力学と軌道制御(宇宙ステーションの軌道力学;外乱要素と軌道制御)
宇宙ステーションの姿勢制御とロボティクス(姿勢のキネマティクスとダイナミクス;外乱トルクと姿勢制御;姿勢制御系の実際;宇宙ロボティクス)
宇宙ステーションのシステム(宇宙の中の人間;宇宙ステーションを構成するシステム)
著者等紹介
狼嘉彰[オオカミヨシアキ]
1939年生まれ。慶応大学工学部システムデザイン工学科教授。宇宙開発事業団特任参事
冨田信之[トミタノブユキ]
1938年生まれ。武蔵工業大学機械システム工学科教授
中須賀真一[ナカスカシンイチ]
1961年生まれ。東京大学大学院工学系研究科助教授(航空宇宙工学専攻)
松永三郎[マツナガサブロウ]
1963年生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科助教授(機械宇宙システム専攻)
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