出版社内容情報
形,構造,運動など「生きている」生物の性質をいかにして記述するか? 生命現象のダイナミクスに焦点をあて,数理的方法の初歩とその手法を,主に細胞スケールに適用して明らかにされる「生命の論理」について詳細に解説した,待望のテキスト.
目次
第1章 生物学のための力学系入門
第2章 細胞の入出力関係
第3章 細胞の振動性と興奮性
第4章 時空間パターン
第5章 細胞内ダイナミクスの「ゆらぎ」
第6章 ランジュヴァン方程式とフォッカー―プランク方程式
第7章 細胞分化
第8章 細胞が織りなす時空間パターン
第9章 生命の起源と複製系の数理
第10章 情報と生物
著者等紹介
金子邦彦[カネコクニヒコ]
1956年生まれ。1984年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士
澤井哲[サワイサトシ]
1973年生まれ。2001年、東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。博士(情報科学)
高木拓明[タカギヒロアキ]
1974年生まれ。2002年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、奈良県立医科大学講師。博士(学術)
古澤力[フルサワチカラ]
1972年生まれ。2000年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、理化学研究所生命機能科学研究センターチームリーダー、東京大学大学院理学系研究科教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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