出版社内容情報
2000年に丸善から初版が刊行され、2007年にシュプリンガー・ジャパンから改訂版が刊行された『電磁気学?・?』を再刊行する。
微視的な原子の世界から,日常の世界,宇宙の果てまで,あらゆる物理現象を支配する法則,電磁気学.それらはすべて,マクスウェル方程式によって記述されている.本書はできるだけ多くの人に,その言語を理解し,電磁気学の面白さにふれてもらうために書かれた入門書である.
第12章 マクスウェル-ローレンツ理論
第13章 電磁波
第14章 輻射
第15章 電磁気学と相対論
第16章 電磁気学と解析力学
第17章 電磁気学と量子論
第18章 物質中の変動電磁場
付録B 波動
付録C さらに勉強するために
内容説明
晴れた空が青いのはなぜだろう―誰もが抱くこの疑問の答の中に電磁気学のエッセンスのすべてがひそんでいる。本書は、できるだけ多くの人に、電磁気学のおもしろさに触れてもらうための入門書であり、電磁気学の基礎がきちんと学べるように構成されている。第2巻では、マスクウェル方程式を基礎として、電磁波の性質と輻射について学ぶとともに、電磁気学の全体像がより深く理解できるように「相対論」「解析力学」「量子論」を、電磁気学の立場から解説する。
目次
第12章 マクスウェル‐ローレンツ理論
第13章 電磁波
第14章 輻射
第15章 電磁気学と相対論
第16章 電磁気学と解析力学
第17章 電磁気学と量子論
第18章 物質中の変動電磁場
付録B 波動
付録C さらに勉強するために
著者等紹介
太田浩一[オオタコウイチ]
1967年東京大学理学部物理学科卒業。1972年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了。理学博士。1980‐2年マサチューセッツ工科大学理論物理学センター研究員。1982‐3年アムステルダム自由大学客員教授。1990‐1年エルランゲン大学客員教授。現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。