プラズマ物理・核融合

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130626064
  • NDC分類 427.6
  • Cコード C3042

出版社内容情報

プラズマを理解し,その振る舞いを予測するのに必要な基礎的解析法について,予備知識なしで読めるようていねいに解説した,初学者向けの教科書.また,核融合研究の現状についても詳しく紹介しており,研究者にとっても有用な参考資料となるだろう

内容説明

この教科書は、これからプラズマ物理および核融合を勉強しようとする専門課程の大学生、大学院生を念頭において執筆した。そしてプラズマ物理を理解するのに必要な基礎的理論、解析法を説明し、核融合研究の現状を紹介することを試みた。

目次

第1部 プラズマ物理(プラズマの性質;プラズマの諸特性;磁場配位と荷電粒子の軌道;分布関数とプラズマの基礎方程式;電磁流体としてのプラズマ;平衡;プラズマの輸送、閉じ込め;電磁流体力学的不安定性;抵抗不安定性;電磁波伝播媒質としてのプラズマ;ランダウ減衰、サイクロトロン減衰;熱いプラズマ;高エネルギー粒子による不安定性;計算機シミュレーション)
第2部 核融合(核融合研究の発展;トカマク;逆転磁場ピンチ、ステラレーター;慣性閉じ込め)

著者等紹介

宮本健郎[ミヤモトケンロウ]
1931年生まれ。1955年東京大学理学部物理学科卒業。1961年Graduate School,College of Arts and Science,University of Rochester,PhD。1963年工学博士。1964‐1979年名古屋大学プラズマ研究所助教授、教授。1979‐1992年東京大学理学部物理学教室教授。1992‐2002年日本原子力研究所客員研究員。1999‐2002年ITER物理専門家会議委員。現在、東京大学名誉教授
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