出版社内容情報
個人・集団・地域の健康ニーズを可視化し、「ひとり」から「みんな」までを支えるケアやまちづくりに役立つ視座を解説。デジタル技術を活用した情報収集・分析法や具体例を含め、地域住民の健康な暮らしを実現するための実践知を提供する。
【編者以外の執筆者】
塩見美抄(京都大学大学院医学研究科准教授)
細谷紀子(千葉県立保健医療大学健康科学部准教授)
平 和也(京都大学大学院医学研究科助教)
松本博成(東京大学大学院医学系研究科助教)
本田千可子(東京大学大学院医学系研究科助教)
前田明里(東京大学大学院医学系研究科助教)
下山結衣(東京大学大学院医学系研究科)
江南沙里菜(東京大学大学院医学系研究科)
宮井雪乃(東京大学大学院医学系研究科)
髙橋 薫(東京大学大学院医学系研究科)
【目次】
序章 地域を取り巻く動き(吉岡京子)
1 社会の変化/2 地域看護の役割・目指すもの
第1章 地域看護アセスメントの枠組み(吉岡京子・塩見美抄・細谷紀子)
1 地域看護アセスメントの枠組み/2 ベティ・ニューマンのシステム・モデル/3 コミュニティ・アズ・パートナーモデル (Community as Partner Model)/4 健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health)/5 プリシード・プロシードモデル/6 継続的地域アセスメントモデル/7 SWOT分析
第2章 地域アセスメントの方法(平 和也・松本博成・本田千可子)
1 既存データの活用:政府統計、リアルワールドデータ、パーソナルヘルスデータ/2 地区踏査/3 インタビュー/4 フォトボイス/5 コミュニケーションツール(メール、SNS、Zoomなど)/6 日頃の保健師活動/7 倫理について
第3章 地域看護活動への展開(松本博成・細谷紀子)
1 地区踏査、データ、アセスメントの反復作業/2 データの集計・可視化/3 保健活動に生かす(住民との協働)
第4章 実践での活用事例(本田千可子・前田明里・下山結衣・江南沙里菜・宮井雪乃・髙橋薫・塩見美抄)
1 学生実習での展開/2 保健師活動での展開