出版社内容情報
医療応用を目指す生命科学の研究倫理ハンドブックとして好評に迎えられた教科書の第2版。初版以降の研究を取り巻く状況の変化に対応した改訂を行った。読みやすい「です・ます体」やコラムでの話題提供などは変わらず、アップデートされた教科書としてますます広く活用されることが期待される。?? ?
内容説明
研究対象者への配慮、ゲノムの扱い方、試料や情報の使い方、研究成果の伝え方、そして、研究不正を避けるには。最新の状況を反映し、好評テキストをアップデート。
目次
第1部 人を対象とする医学・生命科学研究に関する倫理の基礎知識(人を対象とする医学・生命科学の歴史と「研究倫理」の誕生;人の身体に由来する試料を用いた研究の倫理;インフォームド・コンセント;日本における倫理ルールの枠組み)
第2部 研究領域特有の倫理(ヒトゲノム解析研究の倫理;調査研究に伴う倫理的配慮;臨床試験を倫理的に行うために;幹細胞研究の倫理;脳神経科学研究の倫理;動物実験の倫理)
第3部 研究者としての倫理(実験終了後の倫理;研究発表の倫理と不正;医学研究の信頼性と利益相反)
著者等紹介
神里彩子[カミサトアヤコ]
東京大学医科学研究所生命倫理研究分野准教授
武藤香織[ムトウカオリ]
東京大学医科学研究所公共政策研究分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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