科学コミュニケーション論の展開

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科学コミュニケーション論の展開

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130623216
  • NDC分類 407
  • Cコード C3040

出版社内容情報

東日本大震災、新型コロナウイルスなど、人びとの生活を一変させる出来事が起こる現在、科学コミュニケーションはどのようにあるべきなのか? 科学コミュニケーションの科学論、現場からの実践、そしてその広がりについて、多角的な視点から論じる。

内容説明

東日本大震災、新型コロナウイルス感染症の流行などを経て、日本の科学コミュニケーションは現在、「痛みを伴うコミュニケーション」へと変化しつつある。そのような中、従来の「欠如モデル」対「双方向モデル」の対立軸はどのように書きかえられるべきなのか。これまでの理論とその展開、SNSなど新しいメディアもふくめた現場からの実践の今後の課題をともに概観する。

目次

1 科学コミュニケーション再訪(理論篇)(「空箱人間観」を越えゆくために―欠如モデルの歴史的位置づけ;一般市民の文脈、自然科学者の文脈―文脈モデルの含意;科学コミュニケーションの垂直モデルと水平モデル ほか)
2 メディアの現場から(実践・事例篇)(科学コミュニケーションとインターネットコミュニケーション技術・ソーシャルメディア;科学ジャーナリズム;テレビ ほか)
3 これからの科学コミュニケーション、その広がり(展望篇)(科学コミュニケーションと初等中等教育;ヘルスコミュニケーション;ELSIおよびRRIが提起する科学コミュニケーション上の課題)

著者等紹介

廣野喜幸[ヒロノヨシユキ]
東京大学大学院総合文化研究科教授

藤垣裕子[フジガキユウコ]
東京大学理事・副学長、大学院総合文化研究科教授

定松淳[サダマツアツシ]
東京大学大学院総合文化研究科特任准教授

内田麻理香[ウチダマリカ]
東京大学大学院総合文化研究科特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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saiikitogohu

2
【同じ情報に接していても、自説に適合する情報は吸収し、そうでない情報に対しては、欠点をいくつも指摘し、取るに足りないとして軽視する】41【非専門家にとっての科学技術は、異文化に相当することが理解できるため、科学コミュニケーションは異文化コミュニケーションとして捉える必要がある。異文化コミュニケーションにおいては、自文化中心主義を脱し、文化によって、異なる視点を対等に認識し、尊重する文化相対主義へと移行しなければならない】512023/10/03

はひへほ

1
全体として自分の理解を整理できて良かった。 理論篇、実践・事例篇、展望篇の3部構成。 理論篇では、科学コミュニケーションのモデル化について書かれていて、従来の、欠如モデルや文脈モデルによる分類の解説し、問題点を指摘し、垂直モデルと水平モデル、一方向と双方向の4つの区分で捉え直して整理している。 実践・事例篇は実際に活動している人たちの話で、個人的にはサイエンスライティングの章と原発事故後のリスクコミュニケーションの章が印象に残った。 展望篇は、STEAMやELSI、RRI、ヘルスコミュニケーションの話。2023/08/06

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