出版社内容情報
哺乳類について学ぶすべての人たちへ――私たちにとって重要な存在である哺乳類の多くの種は絶滅の危機に瀕している。一方、獣害問題ほか深刻な問題も生じている。進化、形態、生態、そして保全をテーマに最新の知見をふまえて基礎から応用まで体系化。哺乳類学の決定版教科書!
内容説明
哺乳類についテ学ぶための羅針盤。進化・形態・生態・保全をテーマに、最先端の知識をふまえて基礎から応用まで体系化。哺乳類学を俯瞰する必携教科書!
目次
序章 哺乳類学とはなにか
1 進化(起源と進化;分子進化 ほか)
2 形態(外部形態と骨格;生命維持器官 ほか)
3 生態(採食;生息地 ほか)
4 保全(科学と規範としての保全;外来種の管理 ほか)
終章 これからの哺乳類学
著者等紹介
小池伸介[コイケシンスケ]
1979年生まれる。現在、東京農工大学大学院グローバルイノベーション研究院教授、博士(農学)。専門、生態学―生物間相互作用、ツキノワグマの生物学、森林管理と生物多様性に関する研究
佐藤淳[サトウジュン]
1976年生まれる。現在、福山大学生命工学部生物工学科教授、博士(地球環境科学)。専門、進化生物学―哺乳類の分子系統、味覚受容体遺伝子の分子進化、日本の哺乳類の起源、進化、および食性に関する研究
佐々木基樹[ササキモトキ]
1967年生まれる。現在、帯広畜産大学獣医学研究部門教授、博士(獣医学)。専門、比較解剖学―脊椎動物における筋骨格系の機能形態、哺乳類の生殖器における形態および機能に関する研究
江成広斗[エナリヒロト]
1980年生まれる。現在、山形大学農学部教授、博士(農学)。専門、森林動物管理学―中・大型哺乳類の生態や保全、多雪地に生息する哺乳類の越冬生態、サルやシカの個体群・生息地の評価、人と野生動物の共存に資する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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