植物分類学

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  • サイズ A5判/ページ数 145p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130622219
  • NDC分類 471.8
  • Cコード C3045

出版社内容情報

多様性生物学としての分類学――植物を対象に現代の分類学についてわかりやすく解説した入門書テキスト。

多様性生物学としての分類学――植物を対象に現代の分類学についてわかりやすく解説.系統進化,生物地理など分類学の主要なテーマを詳述し,さらに分類学の新しいテーマである生物多様性情報学について論述.これからの分類学を学ぶために最適の入門書.

1 分類学とはなにか――博物学からの旅立ち
生物の多様性/分類学の歴史/分類学における生物の名前/分類の方法/Box-1 日本産の2倍体タンポポの分類
2 種と種分化――分類学と進化生物学
分類の基本単位/種概念/種分化様式/倍数体による種分化/栄養繁殖種と無融合生殖種/適応放散
3 系統進化――分類学と系統学
系統進化と系統樹/系統推定法――形態形質/分子系統学/分子系統樹の作成法/Box-2 相同概念の歴史/
Box-3 単系統群・側系統群・多系統群/Box-4 系統樹の数
4 被子植物の系統と分類体系
被子植物の分類体系の歴史/分子系統解析により明らかになった被子植物の系統と進化/Box-5 ユリ科/Box-6 分解したゴマノハグサ科
5 系統地理学
植物相と区系地理学/植物系統地理学/Box-7 温量指数
6 分類学と情報学――生物多様性インフォマティクス
情報学としての分類学/学名とタクソン・コンセプト/DNAバーコード/分類学情報の統合/Box-8 地球規模生物多様性情報機構/Box-9 マッシュ・アップ
さらに学びたい人へ

【著者紹介】
伊藤元己:東京大学大学院総合文化研究科教授

目次

1 分類学とはなにか―博物学からの旅立ち
2 種と種分化―分類学と進化生物学
3 系統進化―分類学と系統学
4 被子植物の系統と分類体系
5 系統地理学
6 分類学と情報学―生物多様性インフォマティクス

著者等紹介

伊藤元己[イトウモトミ]
1956年名古屋市に生まれる。1978年京都大学理学部卒業。1987年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。東京都立大学理学部助手、千葉大学理学部助教授などを経て、東京大学大学院総合文化研究科教授、理学博士。専門は植物分類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mi

6
「まとめる」こと。少から多へ、単純から複雑へ、階層、体系、名前をつける、遺伝する、分岐する、派生する、出会わない。「分ける」こと。植物分類学その緻密の探求に畏怖する。2017/09/24

Teo

2
大学生で生物学を学ぶ基礎の本としてよくまとめられていると思う。植物分類学に絞られるが、一般的な分類学の部分もある。教科書に良いのではないか。2016/03/14

ビリー

2
植物学・生物学は好きだけど、分類学ってのはどうにも苦手。。。だからこそ頑張って読んでみたけど、この本は易しく書かれてる本だけど、それでも僕には難しかった。2015/03/21

Tsukasa Fukunaga

2
分類学というと博物学的な知識の羅列を想像してしまうが、この本は現在の分類学研究を支える枠組みについて解説しているために、それほど苦なく読めた。例えば、「分類とは何か」「倍数体種分化による植物分類の難しさ」「分子系統樹の作成法」といった基礎から、「植物系統地理学」「DNAバーコード計画」「メタデータの取り扱い」といった最前線の内容まで含まれている。(ただし薄いため、全体的にあっさりしている) ゴンドワナ植物群の系統地理学が押されていたが、確かにスケールの大きい話で興味深かった。2013/05/21

aki

1
植物分類の概要を知りたくて手に取った。種より上位の分類階級をどのように決めていくかについては、定まった決まりがないのが現状とのこと。1990年代以降は、分子系統解析による分類(APG分類体系など)が進められている。2021/02/06

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