バイオソフィア<br> 生命と情報―分子遺伝学入門

バイオソフィア
生命と情報―分子遺伝学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130621526
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C3045

出版社内容情報

「生命をつかさどる情報」は何にやどり,どのように発現するのか,また,遺伝学の進展は生物の見方をどのように変えていったか.古典的な遺伝学から,DNAレベルでの操作を行う現代の分子遺伝学まで,興味ある事例をひきながら解説する初学者向きの教科書.

内容説明

本書は大学の教養課程で遺伝学をまなぶ学生が教科書として用いることができるようなものをめざした。遺伝という概念は一般の人も血液型の話などでなじみ深いものと思うが、遺伝子という言葉が出るととたんに敬遠されてしまうようである。そこで、なじみのあるところからはじめて専門的なところまで抵抗なく読んでいただけるように心がけた。また、高校までに生物を履修し、すでにメンデルの法則を学んだ読者にも、違う語り口から遺伝子という言葉でどのように理解されているかを解説している。

目次

1 生命をつかさどる情報―親から子へ
2 遺伝子とは何か―子が親に似ることを担うもの
3 動的な遺伝子―子はなぜ親と同一にはならないか
4 変異体からみえてくる生物の姿―親子の違いからわかること
5 現在の遺伝子研究―DNAからみた親子関係
6 遺伝学と社会―子に何を伝えていくか