出版社内容情報
少子高齢化社会に求められる新しいコミュニティのあり方を、都市戦略やITCの活用まで含めて総合的に解説する。少子高齢化が進む現在,新しい「コミュニティ」のあり方が求められている.行政-市民,営利企業-市民,行政-市民-企業間の連携を軸とした「コミュニティデザイン」を,経済・法律的な支援から,都市戦略やICTの活用まで含めて総合的に解説する.
はじめに 少子高齢社会における協働のコミュニティデザインの可能性と課題
序章 コミュニティデザインの歴史的展開と本書のねらい
第I部 住民によるまちづくり
第1章 総合的支援の構築――「まちづくりセンター」によるエンパワーメント
第2章 経済的支援の構築――住民・市民の資金と思いをつなげる「市民ファンド」
第3章 提案権の導入と計画形成支援の構築――住民・市民の提案を受け止める「まちづくり条例」
第II部 まちづくりへの協働事業
第4章 地域住民自治型まちづくり制度の動向と課題
第5章 住民・NPOと行政の連携――協働のまちづくり事業制度
第6章 住民主体による私有空間を活かしたまちづくり――地域共生のいえづくり支援事業制度を中心に
第7章 社会資本のリノベーションによる地域活性化――少子高齢化における新しいコミュニティマネジメントに向けて
第III部 協働を超えて
第8章 協働フレームワークとしてのコミュニティ戦略――「都市マスタープラン」からの展開
第9章 情報・ICTをまちづくり支援に活かす<br>
索引
執筆者および分担一覧
Learning Design of Community Design
Hideki KOIZUMI, Editor
小泉 秀樹[コイズミ ヒデキ]
小泉 秀樹
小泉秀樹:東京大学先端科学技術研究センター/東京大学大学院工学系研究科教授
内容説明
空き家、市民提案権、まちづくりセンター、リノベーション、都市マスタープラン、ファンディング、ITの活用…。いま、そのまちに住む人のために。少子高齢化に対応したまちづくり。
目次
少子高齢社会における協働のコミュニティデザインの可能性と課題
コミュニティデザインの歴史的展開と本書のねらい
第1部 住民によるまちづくり(総合的支援の構築―「まちづくりセンター」によるエンパワーメント;経済的支援の構築―住民・市民の資金と想いをつなげる「市民ファンド」;提案権の導入と計画形成支援の構築―住民・市民の提案を受け止める「まちづくり条例」)
第2部 まちづくりへの協働事業(地域住民自治型まちづくり制度の動向と課題;住民・NPOと行政の連携―協働のまちづくり事業制度;住民主体による私有空間を活かしたまちづくり―地域共生のいえづくり支援事業制度を中心に;社会資本のリノベーションによる地域活性化―少子高齢社会における新しいコミュニティマネジメントに向けて)
第3部 協働を超えて(協働フレームワークとしてのコミュニティ戦略―「都市マスタープラン」からの展開;情報・ICTをまちづくり支援に活かす)
著者等紹介
小泉秀樹[コイズミヒデキ]
東京大学先端科学技術研究センター・大学院工学系研究科都市工学専攻教授、博士(工学)。2003年日本不動産学会著作賞、2004年都市住宅学会賞、2013年第8回日本ファシリティマネジメント大賞(特別賞)、2015年日本環境共生学会賞(著述賞)、2015年グッドデサイン賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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