地盤と構造物の地震工学

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130611220
  • NDC分類 511.3
  • Cコード C3051

出版社内容情報

構造物は,地震時に地盤に揺すられ変形すると同時に逆に地盤にも作用し,その動きを変化させる.この地盤と構造物の動的相互作用を実例を通して解説,またWeb上に公開した独自ソフトを用いて解析し,背後にある物理現象を解き明かす.構造設計等の研究者・技術者必携.

内容説明

本書の前半は、地震被害の実態を通して、地盤と構造物が相互に影響しあいながら破壊していく様子を記述する。地盤のひずみが小さい段階では、地形効果、構造物と地盤の動的相互作用効果などを、またひずみが著しく大きな事例として、地震断層変位、液状化、斜面崩壊を取り上げる。そして後半はそれらを解析的に記述する手法と、その中から浮かび上がる地震工学の今後の課題をまとめている。

目次

1 序論
2 地盤と構造物
3 地盤の大変形
4 地盤と構造物の相互作用解析
5 地盤の大変形解析と課題
Appendix(群杭と等価な直立梁とBASPIA;LPFDM)

著者等紹介

小長井一男[コナガイカズオ]
1952年生まれ。1975年東京大学工学部土木工学科卒。1981年長岡技術科学大学工学部建設系助教授。1987年東京大学生産技術研究所助教授。1994年~7年文部省在外研究員(ノルウェー科学技術大学)。1997年東京大学生産技術研究所教授(工学博士)。専門分野は耐震構造学、地盤動力学。平成6年土木学会論文賞授賞
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