出版社内容情報
画像処理は，それ自体の学問的体系がないため，その教育，研究，開発，利用でしばしば混乱があった．本書はこれらの混乱をさけるため初めてアルゴリズムを体系化した書である．体系化にあたっては手法，機能，利用を中心に編集した．基礎編ではアルゴリズム共通の関連知識として初心者にも十分理解できるように詳述し，また，機能編では現在ほぼ確立されていると思われるディジタル画像処理アルゴリズムを網羅した．
内容説明
ディジタル画像処理、アルゴリズムの集大成。近年の画像処理技術の進歩に対応。画像処理の携わる全ての研究者・技術者・実務家に必備の書。
目次
基礎編（画像処理（画像処理の歴史；ディジタル画像と処理 ほか）
関連知識（視覚；光と色 ほか））
機能編（射影（画像再生；画像復元 ほか）
認識（分類；領域分割 ほか））
著者等紹介
高木幹雄［タカギミキオ］
工学博士。１９３６年東京に生れる。１９６５年東京大学大学院数物系研究科電子工学専攻博士課程修了。１９６５年東京大学生産技術研究所助教授。１９７９年東京大学生産技術研究所教授。１９９７年東京理科大学基礎工学部教授を経て、現在、芝浦工業大学大学院工学系研究科教授、東京大学名誉教授、テレビジョン学会、日本非破壊検査協会、各会長歴任
下田陽久［シモダハルヒサ］
工学博士。１９４４年横浜に生れる。１９７２年東京大学大学院工学系研究科工業化学専攻博士課程修了。１９７４年東海大学工学部光学工学科助教授を経て、現在、東海大学工学部応用理学科光工学専攻教授、東海大学宇宙情報センター所長、東海大学情報技術センター次長
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